長期分散投資として新興国株ETF(SPEM)を購入しています。
しかし、SPEMは中国・台湾の比率が高く、
バランスが悪くなってしまうため、
国別のETFを追加で購入しています。
今回バフェット太郎さんの動画で、
注目すべき新興国株ETFを紹介していました。
その中で、
インド株ETFとインドネシア株ETFには投資を開始していましたが、
その他の投資はまだ行っていなかったため、
今後注目していこうと考えています。
前回のマレーシア株ETF(EWM)、トルコ株ETF(TUR)、
ブラジル株ETF(EWZ)、メキシコ株ETF(EWW)に続き
南アフリカ株ETF(EZA)について調べていきます。
<EZAの特徴>
・名称:EZA( iShares MSCI South Africa ETF)
・概要:南アフリカ株式で構成される指数と同等の投資成果を目指したETF
・経費率:0.57%
・組み入れ銘柄:37社
・分配利回り:2.08%
参照:blackrock
株価は2007年,2011年,2018年に77.7USDが抵抗線になっています。
長期的に右肩下がりになっています。
続いて組み入れ上位銘柄に注目します。
NASPERSLIMITED N LTD (9.01%)
・インターネット事業・投資事業
・株価は右肩上がりだったが、現在200日移動平均線を割って株価下落。
・売上高は増加傾向・EPSは横ばい。
FIRSTRAND LTD (8.86%)
・ 南アフリカ第4位の銀行。
・株価は右肩上がり。一度200日移動平均線割るも戻っている。
・売上高・EPS共に増加傾向。
MTN GROUP LTD (7.28%)
・ 携帯電話事業。
・南アフリカ、ナイジェリア、ガーナなど23か国
・株価は200日移動平均線を超えて、過去最高値を目指す形。
・売上高・EPS共に増加傾向。
SASOL LTD (5.70%)
・化学薬品とエネルギー事業。
・株価はhead and shoulder形成後の下落から改善傾向
・2020年の下落から売上高・EPS共に改善傾向。
STANDARD BANK GROUP (5.65%)
・南アフリカ第1位の銀行事業
・株価は2020年の下落後、200日移動平均線を超えて右肩上がり
・売上高は増加傾向・EPSは2020年の下落後改善傾向。
<まとめ>
・EZAの上位5銘柄中、最高値を更新しているのは1銘柄のみ。
・しかし下落から200日移動平均線を回復しているのは3銘柄。
・売上高・EPS共に増加傾向の企業が多い。
・現在は一貫して南アフリカランド下落が続いています。
・株価は下落から改善傾向の銘柄が多いですが、為替の影響でEZAは下落傾向です。
・そのため為替の動向次第で大きく変化する可能性があると考えられます。
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