長期分散投資として新興国株ETF(SPEM)を購入しています。
しかし、SPEMは中国・台湾の比率が高く、
バランスが悪くなってしまうため、
国別のETFを追加で購入しています。
今回バフェット太郎さんの動画で、
注目すべき新興国株ETFを紹介していました。
その中で、
インド株ETFとインドネシア株ETFには投資を開始していましたが、
その他の投資はまだ行っていなかったため、
今後注目していこうと考えています。
今回はマレーシア株ETF(EWM)について調べていきます。
<EWMの特徴>
・名称:EWM( iShares MSCI Malaysia ETF)
・概要:マレーシア株式で構成される指数と同等の投資成果を目指したETF
・経費率:0.50%
・組み入れ銘柄:35社
・分配利回り:6.50%
参照:blackrock
株価は2013年1月のピークをつけています。
低い株価で推移しています。
続いて組み入れ上位銘柄に注目します。
PUBRIC BANK (15.08%)
・総資産は国内銀行において第3位。
・国内に264支店を持ち、香港、中国、カンボジア、ベトナム、ラオス、スリランカにも148支店
・株価は右肩上がり。
・コロナ前の株価をまだ改善していない。
・売上高増加傾向・EPSはコロナ時の低下を回復傾向。
MALAYAN BANK (9.23%)
・マレーシア最大の銀行で、東南アジアを中心として世界20ヶ国に2,400以上の支店。
・株価は右肩上がり。
・コロナ前の株価を改善。
・売上高増加傾向・EPSはコロナ時の低下を回復傾向。
CIMB GROUP HOLDINGS (7.41%)
・ 総資産において国内銀行の第2位。
・国内に668支店を持ち、海外18ヶ国に展開。
・株価は2011年頃をピークに右肩下がり。
・売上高増加傾向・EPSはコロナ時の低下を回復傾向。
参照:ロイター・petrobrasホームページ・BIZLAB
PETRONOUS CHEMICAL GROUP (5.21%)
・総合化学品メーカー
・シリコン・ポリマー・オレフィン・メタノール・化学肥料などを扱う
・コロナ前の株価を回復。
・売上高はコロナ時の下げから回復しているが、EPSは2022年は下がる予想。
TENAGA NASIONAL(4.43%)
・マレーシアで電気事業を営む。
・株価は2018年を境に下落傾向。
・売上高・EPS共に2020年の下落後、回復基調
<まとめ>
・EWMの上位3銘柄は銀行株。
・どの分野も2020年はEPS・売上高ともにコロナの影響を受けており、完全に回復はしていない。
・主にマレーシア周辺国の消費の影響を強く受ける。
・銀行株の割合が大きなだけに、東南アジア全体の消費動向が、
今後の株価動向に影響して来ることが予想されます。
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