新興国株投資を始めようと考えた時に、
バランスが良いと考え最初に投資したETFがSPEMでした.
これからもメインとして投資を続けていきますが,
現在の組み入れ銘柄について見直してみました.
<組み入れ上位銘柄>
1. Tencent Holdings Ltd. (5.97%)
2. Alibaba Group Holding Ltd. (5.21%)
3. Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. (4.96%)
4. Meituan Class B (2.36%)
5. Naspers Limited Class N (1.24%)
6. Baidu Inc. Sponsored ADR Class A (1.05%)
7. JD.com Inc. Sponsored ADR Cass A (1.04%)
8. Reliance Industries Limited Sponsored GDR 144A (1.04%)
9. China Construction Bank Corporation Class H (0.97%)
10. Ping An Insurance (Group) Company of China Ltd. Class H (0.86%)
1. Tencent Holdings Ltd. (5.97%)
・1998年に起業し, 2004年に香港証券取引所上場
・”Wechat”などSNS事業に加えてゲーム、アニメ、映画事業も
・株価は右肩上がり
2. Alibaba Group Holding Ltd. (5.21%)
・1999年設立. 2007年香港証券取引所上場.
・企業間取引のマッチングサイト(Alibaba.com)や電子決済
・株価は右肩上がり
3. Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. (4.96%)
・1987年設立. 1994年台湾証券取引所上場
・半導体
・株価は堅調な右肩上がりが、2020年から急上昇。
4. Meituan Class B (2.36%)
・2015年にクーポンサイトと口コミサイト会社が合併して設立.
2018年に香港証券取引所上場
・中国最大の口コミサイト”大衆点評”
・株価はこの1年で4倍に。
5. Naspers Limited Class N (1.24%)
・1915年設立. 1994年南アフリカのヨハネスブルグ証券取引所上場.
・130国以上でインターネット・メディア事業
・株価は右肩上がりだが, 現在は冴えない動き.
→2010年以降の上昇は出資したTencentの恩恵とみられている.
6. Baidu Inc. Sponsored ADR Class A (1.05%)
・2000年創業. 2005年NASDAQ上場
・中華人民共和国の最大の検索エンジン(中国ではGoogleは使用できない)
・株価は右肩上がりで堅調に推移
7. JD.com Inc. Sponsored ADR Cass A (1.04%)
・1998年創業. 2014年にTencentと提携しNASDAQ上場.
・EC事業を展開. (Amazon や 楽天みたいなもの)
・2019年から急上昇.
8. Reliance Industries Limited Sponsored GDR 144A (1.04%)
・1958年に設立. 1992年フランスのルクセンブルグ証券取引所上場
・インド最大のコングロマリット(石油化学, インフラ, 小売り, バイオ)
・株価は堅調に右肩上がり.
9. China Construction Bank Corporation Class H (0.97%)
・1954年創設. 2005年香港証券取引所上場.
・中華人民共和国の4大銀行の1つ. 国有.
・株価は横ばい.
10. Ping An Insurance (Group) Company of China Ltd. Class H (0.86%)
・1988年設立. 2004年香港証券取引所上場
・中華人民共和国の4大保険会社の1つ
・株価は堅調な右肩上がりで推移
<まとめ>
・TOP10はNasperseがTencentの恩恵による株価とすると,9社は中国関連銘柄.
・全世界型のインデックスに投資するとアメリカに偏りすぎるように, SPEMだけに投資すると中国に偏りすぎてしまうデメリットがあります.
・勢いのある新興国株をバランスよく投資するために, このETFを軸にして個別の国のETFを買うのが良いポートフォリオではないかと考えています.
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