(2022年7月2日更新)
新興国投資の中でこれからも長期投資先として考えているインド株ETF(EPI).
しかし, 上位組み入れ銘柄すらまだ把握していなかった為,
今回よく調べてみる事にしました.
<EPI の特徴>
・名称:WisdomTree India Earnings Fund
・概要:利益額加重に基づきファンドの構成銘柄を選定
ムンバイまたはインド・ナショナル証券取引所上場銘柄
・経費率:0.84%
・銘柄数:ファンド銘柄は大型~小型350銘柄(毎年9月に構成銘柄リバランス)
・分配利回り:1.5%
参考:WisdomTree SBI証券
・株価はコロナ後に急回復後、200週移動平均線を試すところまで下がっています。
<組み入れ上位銘柄(2021年時点)>
1. Housing Development Finance Co (9.14%)
2. Infosys Ltd (7.26%)
3. Reliance Industries Ltd (6.02%)
4. Tata Consultancy Services Ltd (3.86%)
5. ICICI Bank Ltd (3.01%)
上記が1年前の順位です。
それでは上位5銘柄を見ていきます。
Reliance Industries Ltd (8.81%)
・インフラ事業などを手がけるインド最大のコングロマリット
・2017年は組み入れ銘柄1位だったが, 前回3位.そして今回1位に返り咲いた。
・株価は2016年までは横ばいであった.
・株価が2016年から急上昇。右肩上がりを継続中。
参考:Reliance Industries Ltd ロイター
Infosys Ltd (5.20%)
・従業員17万人を抱える世界有数の IT 企業
・株価は直近高値から30%下落中。
参考:Infosys Ltd ロイター
Housing Development Finance Co (4.75%)
・住宅金融が主な事業
・中所得者向けに住宅ローンを中心とした融資を行う
・2021年は組み入れ銘柄1位であったが3位に転落。
・株価はこの10年間右肩上がり
・売上は低迷
参考:Housing Development Finance Co ロイター
ICICI Bank Ltd (4.09%)
・インドを代表する商業銀行の一つ・企業・個人に幅広い金融サービスを提供
・インド第2位の銀行
・10年間株価は右肩上がり
NTPC Ltd(3.08%)
・石炭による火力発電事業
・株価も業績もほぼ横ばい
<まとめ>
・(前回)EPIの上位銘柄はすべて株価右肩上がり
→全体的に右肩上がりであるが、テクノロジーはナスダックと同様に下落している。
・(前回)テクノロジーがインド株でも勢いがあるのは米国株と同じ
→テクノロジー株ほど米国株と同様に下がってきている。
・人口増加に加えてインフラ整備もお金が流れており, 息の長い上昇を期待できる.
インドは人口も多く、テクノロジーも強く、投資をするのに一番魅力的な国だと思います。
SPEMは新興国ETF(複数国)の中でインドの比率が大きいですが、やはりそれだけだと少ないため、EPIの追加投資が必要と考えています.
WisdomTreeで6月の配当利回りは1.5%と記載されていますが、
Trading viewで見ると、7.65%になっています。
成長も期待できるうえに配当利回りも良ければ、言う事なしですね。
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