長期投資を考える上で、
クリーンエネルギーへの投資は無視できないのではと考えています。
7 clean energy ETFs to buy now
の記事で一番最初に取り上げられいるICLNに興味を持ち、調べてみることにしました。
概要
<ICLNの特徴>
・名称:ICLN( iShares S&P Global Clean Energy INDEX FUND)
・概要:クリーンエネルギーセクターのグローバル株式と同等の投資成果を目指す
・経費率:0.40%
・組み入れ銘柄:98社
・分配利回り:0.86%
国別割合
米国と中国で半分を占めています。
欧州はクリーンエネルギーに力を入れているイメージがありましたが、ブラジルが5%も占めているのは意外でした。
株価
最高値の1/3の値ですが、長期的には株価は200週移動平均線を下支えにして右肩上がりを形成しています。
直近では今までで最も出来高が高くなっています。
続いて組み入れ上位銘柄に注目します。
1位:VESTAS WIND SYSTEM (7.33%)
・デンマークが拠点
・風力発電に従事。
・株価は最高値の1/10に下落。
・売上高は横ばいながら、EPSは大きく下がっています。
参照: ロイター
2位:IBERDROLA SA(6.89%)
・ スペインが拠点。
・幅広い再生可能エネルギー(主に風力・太陽光・水力発電)
・株価は200週移動平均線に概ね沿った右肩上がり
・売上高・EPS共に増加
3位:ENPHASEENERGYINC (6.43%)
・ 米国が拠点
・太陽光発電に従事
・株価は50週移動平均線に沿って急上昇中。
・売上高・EPS共に増加傾向。
参照:ロイター
4位:CONSOLIDATED EDISON INC (6.24%)
・米国が拠点
・北米第2位の太陽光発電量
・株価は200週移動平均線に沿って右肩上がり
・売上高・EPSともに緩やかな増加
参照:ロイター、Consolidated Edison Inc
5位:FIRSTSOLAR INC (5.71%)
・米国が拠点。
・太陽光発電に従事
・最高高値より1/2.株価は緩やかな右肩上がりを形成
・EPSが2022年マイナス。
参考:ロイター
まとめ
・米国と中国企業で半分は構成されている。
・上位5銘柄の中でも、安定して成長してる企業と2022年に大きく業績が悪化している企業で2極化している。
・構成上位5銘柄をみても、業績が大きく変動している為、個別投資をするには難しい分野であると感じました。
・しかし、クリーンエネルギーは長期的に投資が集まる分野であると考えられるため、ETF投資はリスク分散の意味でも良い投資法だと思います。
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