新興国株投資のメインのETFとしてSPEMへの投資を行っています。
通常はそこまで、各国の組み入れ比率は大きく変化はしないのですが、
中国の低迷や、ロシアのウクライナへの侵攻
と大きな世界の流れを受けて、
新興国ETF内の各国の組み入れ比率に変化があったのでは
と考えて調べてみました。
組み入れ比率(2022年2月)
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/11/image-24-1024x625.png)
中国と台湾でSPEMの半分を占めていました。
第3位はインドでした。
この当時、ロシアは第6位の組み入れ比率になっています。
組み入れ比率(2022年11月)
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/11/image-25-1024x612.png)
STATE STREETのホームページを参照すると、
中国・台湾の合計比率は約40%に縮小しています。
インドは4%比率を増やし、第2位になっています。
ロシアは組み入れ比率が0になりました。
今後の展望
中国のゼロコロナ政策やロシアのウクライナ侵攻は、
この9カ月の間に株式に大きな影響を与えた事が分かりました。
ロシアが今後回復する可能性はかなり低いと思います。
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/11/image-26.png)
中国は売られ過ぎている印象は受けますが、
中国PMIが50以下で推移していて、
台湾侵攻リスクもあるため、
積極的に投資をするのは難しい状況であるかなと思われます。
このように、大きなイベントがあると、
大きく国別組入比率が短期間で変化する事が分かりました。
今後、新興国株ETFは定期的にチェックする必要があることが分かりました。
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