新興国の中での明暗

ETF

新興国株投資のメインのETFとしてSPEMへの投資を行っています。

通常はそこまで、各国の組み入れ比率は大きく変化はしないのですが、

中国の低迷や、ロシアのウクライナへの侵攻

と大きな世界の流れを受けて、

新興国ETF内の各国の組み入れ比率に変化があったのでは

と考えて調べてみました。


組み入れ比率(2022年2月)

国別組入比率(2022年2月時点)

2022年2月時点での国別組み入れ比率は、

中国と台湾でSPEMの半分を占めていました。

第3位はインドでした。

この当時、ロシアは第6位の組み入れ比率になっています。


組み入れ比率(2022年11月)

国別組入比率(2022年11月時点)

STATE STREETのホームページを参照すると、

中国・台湾の合計比率は約40%に縮小しています。

インドは4%比率を増やし、第2位になっています。

ロシアは組み入れ比率が0になりました。


今後の展望

中国のゼロコロナ政策ロシアのウクライナ侵攻は、

この9カ月の間に株式に大きな影響を与えた事が分かりました。

ロシアが今後回復する可能性はかなり低いと思います。

中国PMI

中国は売られ過ぎている印象は受けますが、

中国PMIが50以下で推移していて、

台湾侵攻リスクもあるため、

積極的に投資をするのは難しい状況であるかなと思われます。

このように、大きなイベントがあると、

大きく国別組入比率が短期間で変化する事が分かりました。

今後、新興国株ETFは定期的にチェックする必要があることが分かりました。

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Image by Colin Behrens from Pixabay

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