長期分散投資をする上で時々話題に上がるのが、価格上昇率の主役は10年周期で変わるというものです。
しかし現在は長く米国株式の絶好調が続いている為、分散投資の重要性を忘れがちです。
今回は10年周期に加えて、5年周期でも年間上昇率を比較してみました。
10年周期

1970年以降を10年毎で区切り、平均上昇率と最大上昇率を示しました。
米国株はS&P500,新興国株はMSCI EM、欧州株はMSCI Europe、日本株は日経225(米ドル換算)で計算しています。
ハイライト部分が平均上昇率が最も高い投資先となります。
10年毎で見ると、連続で主役となる投資先はありませんでしたが、このままのペースでいくと米国株は連続で主役となる可能性があります。
5年周期

5年周期で見てみると、目まぐるしく主役は変わります。
金は10年間主役だったことが2回あり、現在米国株は15年間連続で主役となっています。
まとめ
現在あまりにも米国株が強いので忘れてしまいますが、過去には日本株・欧州株・新興国株が主役であったことを踏まえると、私は長期投資として広く分散をしていこうと考えています。
2020年代で米国株の次に主役になる可能性があるのは金になります。もし米国株が暴落する局面が来れば、株式全体が下落するため、金が独り勝ちのシナリオとなるかもしれません。
今は株式市場は危険だと判断し現金の割合を高めていますが、株式市場が落ち着いたら分散投資を再開していきたいと考えています。
(アイキャッチ画像は Gerd Altmann from Pixabay)
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