現在、株価はどちらに向かうのかわからない動きをしています。
その中で先行指標として参考にされるチャートが、
「炭鉱のカナリア」と呼ばれています。
代表的な物として、
1.原油
2.ハイイールド債
3.ラッセル2000
が挙げられます。
それに加えて、
4. VVIX/VIX (高橋ダンさんが紹介)
5. 10年米国債金利-3カ月米国債金利 (バフェット太郎さんが紹介)
に注目しています。
これらの動きから、今後株価がどちらに動くか、
代表的なS&P500との比較から見ていきたいと思います。
原油
・2008年の急落は株価の先行指標になっている。
・しかし2014年から2015年の急落と株価の相関は低い。
・2020年のコロナショックに至っては株価の方が先行して下がっている。
ハイイールド債
・S&P500との相関性は高く、株価とほぼ同時に動いている。
ラッセル2000
・S&P500との相関性は高く、株価とほぼ同時に動いている。
VVIX/VIX
・2020年のコロナショックは先行指標となった。
・2018年はS&P500の急落とほぼ同じタイミングで下落。
10年米国債金利-3カ月米国債金利
・直近の2000年と2008年は金利差が3%を超える時が、
S&P500下落の先行指標となる。
・10年米国債金利-3カ月米国債金利が3%を超えるタイミングは、
株価下落の「炭鉱のカナリア」となる可能性がある。
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