バブルか否か② 2022.1.22時点

長期投資

現在コロナ後に市場を牽引していたナスダックを筆頭に

米国株が大きく下落をしています。

昨年3月時点でも各指数はバブルの様相を呈していましたが、

現在の状況はどうであるのかを振り返ってみたいと思います。


<バフェット指数>

参照:Buffett Indicator: The percent of total market cap relative to Gross National Product?

100%を超えると割高という指標です.

2013年頃より100%は超えており,

前回より2%上昇し、現在は194%です.

2000年ドットコムバブルの140%

2008年リーマンショック前の100%

と比較しても明らかに高い状態です.

Fedの資産と合わせた場合と比べても、

ドットコムバブル時より高い点に注目すべきかもしれません。


<CAPEレシオ>

参照:Shiller PE Ratio

25を超えると割高といる指標で.

ブラックマンデーの時は条件を満たしていませんが,

それ以外では暴落前に25を超えています.

現在はドットコムバブルの44以下ですが,

前回の35から36と高値で推移しており、

歴史的に見ても高い状況です.


<米国債長短金利差>

参照:

10-Year Treasury Constant Maturity Minus 3-Month Treasury Constant Maturity (T10Y3M) | FRED | St. Louis Fed

バフェット太郎さんは

長短金利差が3%を超えると、

バブル崩壊の予兆との考え方を示していました。

S&P500の直近の大暴落を見る限りは、

長短金利差が3%に到達するまでの間に株価は暴落しているように見えます。


・指標はいずれもバブルを示している。

・長短金利差が徐々に上昇しており注意が必要。

・S&P500が50%が下落する暴落がくると、下値目途は2430ドルになる。

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