現在コロナ後に市場を牽引していたナスダックを筆頭に
米国株が大きく下落をしています。
昨年3月時点でも各指数はバブルの様相を呈していましたが、
現在の状況はどうであるのかを振り返ってみたいと思います。
<バフェット指数>
参照:Buffett Indicator: The percent of total market cap relative to Gross National Product?
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-19.png)
100%を超えると割高という指標です.
2013年頃より100%は超えており,
前回より2%上昇し、現在は194%です.
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-20.png)
2000年ドットコムバブルの140%
2008年リーマンショック前の100%
と比較しても明らかに高い状態です.
Fedの資産と合わせた場合と比べても、
ドットコムバブル時より高い点に注目すべきかもしれません。
<CAPEレシオ>
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-21.png)
25を超えると割高といる指標で.
ブラックマンデーの時は条件を満たしていませんが,
それ以外では暴落前に25を超えています.
現在はドットコムバブルの44以下ですが,
前回の35から36と高値で推移しており、
歴史的に見ても高い状況です.
<米国債長短金利差>
参照:
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-22-1024x487.png)
バフェット太郎さんは
長短金利差が3%を超えると、
バブル崩壊の予兆との考え方を示していました。
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-23-1024x521.png)
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-24-1024x522.png)
S&P500の直近の大暴落を見る限りは、
長短金利差が3%に到達するまでの間に株価は暴落しているように見えます。
![](https://teppekitoushi.com/wp-content/uploads/2022/01/image-25-1024x525.png)
・指標はいずれもバブルを示している。
・長短金利差が徐々に上昇しており注意が必要。
・S&P500が50%が下落する暴落がくると、下値目途は2430ドルになる。
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