政策金利上昇に伴う金・銀・プラチナの保有割合の変更

長期投資

今後テーパリングの後にFRB政策金利は上昇する事が見込まれています。

高橋ダンさんの「ゴールド、今は買うな」で、

長期保有の金の割合はこれから減少させた方が良いとのアドバイスがありました。

長期投資として金・銀・プラチナ・金鉱株に投資はしている為、

検証していきたいと思います。


Effective Federal Funds Rate>

Effective Federal Funds Rate - FEDERAL RESERVE BANK of NEW YORK

現在FRBは、

米国債を月800億ドル住宅ローン担保証券を月400億ドル購入していましたが、

12月のFOMCでは2022年3月にテーパリングを完了させる事が発表されました。

2022年は利上げが3回行われる可能性が高くなっており、

早ければ2022年4月から利上げが開始されそうです。


それでは以前の利上げと金・銀・プラチナ・金鉱株の相関性はどのようになっているのでしょうか。

テーパリング期間を青線政策金利上昇期間を紫線とすると、

<金:GLD>

<銀:SLV>

<プラチナ:PPLT>

<金鉱株:GDX>

いずれの貴金属もテーパリング開始時期から政策金利上昇までの間に、

著明に価格が減少していることが分かります。

金は-14%、銀は-27%、プラチナは-42%、金鉱株は-31%

と、金よりも銀・プラチナ・金鉱株大きくやられています。

逆に政策金利上昇局面ほどプラチナ以外は底値に近い事が分かりました。


・前回のtaperingを参考にすると、長期投資としての貴金属の割合は減らした方が良い

政策金利上昇局面は底値になる可能性が高く、その時点で貴金属の割合を戻すことは、リスクが低い可能性が高い。

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