現在インフレーションレートが6.80と
1983年以来の高水準になっています。
過去を振り返ってみると、
1920年の14.9,1947年の19.9、1980年の14.9
と今よりもだいぶ高い水準の時期があります。
インフレーションレートと各指標との相関性を振り返っていきたいと思います。
政策金利との相関性は
直近でインフレーションレートが高かった
1966年から1986年を振り返ってみると、
インフレーションレートと正の相関性があります。
これは、
インフレーション対して、政策金利を上げて
経済の引き締めにかかるため当たり前の事かもしれません。
米10年債利回りとの相関性は
同じく、直近でインフレーションレートが高かった
1966年から1986年を振り返ってみると、
インフレーションレートとは割と正の相関性がありますが、
最も利回りがピークをつけていた時点とは負の相関を示しています。
インフレーションが高い時期は長期国債の価格も下がることを意味しています。
S&P500との相関性は
同様に、直近でインフレーションレートが高かった
1966年から1986年を振り返ってみると、
インフレーションレートとは負の相関になります。
インフレーションレートが高い時期は株価は上がりにくい事を示しています。
最後に金との相関性は
1966年から1986年を振り返ってみると、
インフレーションレートとは正の相関になります。
少なくとも10倍くらい価値が跳ね上がっています。
金にとっては良い投資期間になりそうです。
・インフレーション上昇局面では、債券と株には不利で、金にとっては有利な可能性が高い。
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