今週は、NVIDIAの決算・9月雇用統計の発表があるためボラティリティが高くなると予想していました。
日本時間では、本日午前6時にNVIDIAの決算発表があり、EPS・売上高ともに予想を上回り、来期も好調な内容でした。これを受けて時間外でNVIDIAの株価は上がっています。
また、VIX先物はこれを受けて20.5まで下がってきています。
一方、本日22:30に米国雇用統計の発表があります。現在VIXが落ち着いてきていますが、かねてより失業率が急激に上昇している事を懸念していたため、本日の結果によっては再度急激なVIXの上昇があるのではないかと考えています。
今回は恐怖指数に投資のチャンスがあるのではないかと考えたため、リスクの低い投資であるのか、市場の動向を踏まえて判断していきたいと思います。
恐怖指数(VIX)

<定義>
0-12:ボラティリティが低い
13-19:ボラティリティは正常
20以上:ボラティリティが高い
50以上:極度の恐怖
参照:Bankrate
・現在はボラティリティが高い状況であり、上昇トレンドを示しています。
Put call ratio
・直近1年

・2013年から2025年まで

参照:MacroMicro
<定義>
0.8未満:市場は楽観的
0.8-1.2:市場は中立的
1.2より高い:市場は恐怖を感じ、ヘッジをかけている
参照:Skilling
・一昨日の段階で市場は中立的となっています。
・1.2を超えることは非常に珍しく、逆にこの時に株を買い向かう方が安全かもしれません。
Fear & Greed index


参照:CNN business
・現在は極度の恐怖の状態です。
The AAII Sentiment Survey

Historical Averagesと比較
・歴史的にみると、弱気派が多い状態。
まとめ
・市場的に恐怖は増加しているものの、雇用統計の結果によって、VIXが急騰する可能性があると考えています。
・本日発表の予想失業率は4.3ですが、これが予想通りか予想より上振れる可能性が高いと予測しています。予想通りだった場合のVIXは大きく変動せず、逆に上振れた場合は大きくVIXが上昇する為、リスクが低い投資と判断しました。
(追記)
失業率は増加しましたが、非農業部門雇用者数が予想を超えて増加しました。その結果VIXは下落したため、今回の短期投資は損切りを行いました。失業率の増加までは予見していましたが、VIXが逆の動きをすることを読めていませんでした。次回は12月16日の発表を投資タイミングにしたいと考えています。
(アイキャッチ画像は Pixabay)
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