9月の相場は大方の予想通り弱く推移しました。
長期投資では現金比率を上げ、短期投資ではショートで様子を見たことにより、
今のところは大きな被害は受けずに推移しています。
https://www.yardeni.com/pub/stmktreturns.pdf今後の課題としてどの段階で、
長期投資の買いを再開するか、短期投資のショートを利確するかが焦点になってくると思います。
今のところまだ市場は下げ局面ではあるため、
「落ちるナイフは拾うな」
の格言と通り様子を見ていこうと思っていますが、市場動向を確認していきます。
<ナスダック100>
RSIは50未満でMACD・ストキャスティクスは下落トレンド
株価は直近安値を更新し、逆N字を形成
MA100がレジスタンスになるかを試す局面
出来高は3月の下落時より少ない。
<S&P500>
RSIは50未満でMACD・ストキャスティクスは下落トレンド
株価は直近安値を更新し、逆N字を形成
MA100を下に抜けた
出来高は3月の下落時より少ない。
<アップル>
S&P500の6%、ナスダック100の11%の比率を占めているアップルの株価は
RSIは50未満でMACD・ストキャスティクスは下落トレンド
NASDAQ100と同様に MA100がレジスタンスになるかを試す局面
<日経225>
RSIは50。 MACD・ストキャスティクスは下落トレンド。
市場の動向をみるためにSP500のNet positionを見てみると、
9/21までのデータしかまだありませんでした。
この時点ではLong優勢です。
SPYのshort volume ratioは
Short volume は徐々に増えてきておりますが、以上に多い状態ではありません。
<VIX/VVIX>
以前高橋ダンさんが紹介した先行指標としてのVIX/VVIXは
8月16日から下落トレンドになっています。
まだトレンドは継続しているようにみえます。
<まとめ> ・S&P500とナスダック100は下落トレンド。 ・S&P500はMA100を下に抜けた。 ・日経225はRSIは50であるため、米株下落に引っ張られると、一段の下落のリスクあり。 ・出来高は非常に多いわけではなく、市場全体がまだ様子見なように感じられる。
といえると思います。
このまま長期投資の現金比率高めはステイ、短期投資としてのショートは続けていこうと思います。
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