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ほとんどのセクターでコロナ前より株価が上昇している中、
唯一出遅れているセクター:エネルギー。
この数週間で急激に回復を見せています。
まだまだ投資妙味があると思われる状況ですが、
中身について調べていきたいと思います。
State street:
<XLEの特徴>
・S&P500®指数におけるエネルギー・セクターのパフォーマンスを計測する指標
・組み入れ銘柄:21社
・経費率:0.12%
・ニューヨーク証券取引所(NYSE)
<組み入れ上位銘柄>
1.Exxon Mobil Corporation(23.3%)
2.Chevron Corporation(20.5%)
3.EOG Resources In(4.8%)
4.Schlumberger NV(4.5%)
5.ConocoPhillips(4.4%)
1.Exxon Mobil Corporation(23.3%)
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・ロイヤル・ダッチ・シェル、BP、シェブロン、トタル、コノコフィリップスと並んで「スーパーメジャー」と呼ばれる、国際的な石油会社のひとつ
・温室効果ガスを2030年までに2016年比の40-50%削減を目標に掲げています。具体的には、低炭素電力(再生可能エネルギー、水素、炭素回収・貯留機能付き天然ガス)などが掲げられています。
・株価はXLEと同じような動きをしています。
2.Chevron Corporation(20.5%)
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・ 「スーパーメジャー」と呼ばれる、国際的な石油会社のひとつ
・掘削施設を巨大タンクをなくしたり、直接パイプで輸送するなどシンプルにすることにより、温室効果ガス排出量を90%以上削減など努力をしています。
・株価はコロナ前の株価まで改善しています。
3.EOG Resources In(4.8%)
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・closed-loop gas capture (CLGC) の導入により、ガスフレア(Gas flare:油田やガス田から発生する有利天然ガスを焼却処分する際に発生する炎。)を削減するなどの環境への配慮が示されています。
・株価はコロナ前の株価までは回復し、2018年の最高値を目指す動きを見せています。
4.Schlumberger NV(4.5%)
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・2021 World Oil Awardsで6つ技術で受賞したとホームページでは記載があります。(あまりに専門的過ぎて詳細は分かりませんが、探査・生産技術の効率化によりCO2の削減が示されています。)
・株価はコロナ前の株価まで回復しました。
5.ConocoPhillips(4.4%)
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・洋上風力発電の利用やガスフレアの削減を示しています。
・株価は2014年の最高値を試す展開です。
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・上位の企業はEPSは順調に増加し、株価もコロナ前の水準まで改善。
・これからの時代、環境に配慮するという事がどの企業も必要なテーマになっているが、石油・天然ガスと直接かかわる企業であり、特に力を注いでいる。
ホームページで見るまで、石油関連企業がこのようにCO2削減に一生懸命取り組んでいる事を知りませんでした。探査・生産の効率化が結果としてCO2削減に繋がっていることもわかりました。
出遅れているエネルギー関連銘柄ですが、まだまだ上値を目指す余地はありそうです。
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