ブルトラップ?航行路の現状と原油価格

短期投資

トランプ米大統領がイラン攻撃の早期終結の発言に市場は反応して、原油価格は下がり、株価は前日の急落から立ち直りを見せています。

しかしながら、原油価格高騰の原因であるホルムズ海峡の封鎖はまだ続いています。

本当にイラン攻撃の早期終結発言のみで安心して良いのでしょうか?ホルムズ海峡の現状と原油価格高止まりの可能性、そして今後の株価への影響を考察していきます。


ホルムズ海峡の現状

引用元:BOE REPORT

・ホルムズ海峡はイランとオマーンの間に位置し、ペルシャ湾とオマーン湾をつなぐ幅約7.6㎞の狭い海域です。世界の原油の約20%がこの海峡を通過しています。

3月2日よりイランがホルムズ海峡の封鎖を宣言したため、現在も全ての船が停泊している状況です。

引用元:Strait of Hormuz Live Tracker


原油価格

・原油価格は3月9日に119ドルと高値をつけた後に下がっていますが、ホルムズ海峡封鎖前と比較するとまだ高い状況が続いています。

・直近の原油価格が高値をつけた時と比較すると、まだ上昇する余地はありそうです。


原油価格の高騰と景気後退

引用元:FRED

・青色は原油価格、灰色部分は景気後退期を示しています。

・原油価格が上昇する時に景気後退が起こる割合は高いものの、必ずしも一致しなさそうです。

・1990年や2008年に注目すると、原油価格の上昇が急激な場合と景気後退との関連はありそうです。


考察

・現在原油価格は直近高値からやや下落し、落ち着いた雰囲気が出ていますが、原因となっているホルムズ海峡の封鎖はいまだ解除されていません。

・アメリカが攻撃停止を宣言したとしても、イランとイスラエルの緊張状態はいまだ続いているため、原油高の原因が解決されていないと考えるのが妥当です。

・また、イラン側からのホルムズ海峡でのドローンやミサイル攻撃が心配されていましたが、さらに機雷が設置されているという情報もあります。もし、機雷が設置されているのであれば、緊張状態が解けた後もホルムズ海峡の通行が困難となる可能性があります。

・以上から、原油高の問題が解決したと考えるのは時期尚早であり、備蓄原油との兼ね合いで問題が再燃した場合に原油のパニック高や株式市場の暴落が起こる危険性があると考えています。

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